”アルバトロス関西”ではゴルフの上達を目指すメンバーのためにゴルフの技術だけではなく、ルールやマナー、エチケットを改めて学んでいただけるようにコーナーを作っています。

「え？そんなルールなの？」

「そのマナーは知らなかった」

「エチケットは大切だなー」

ゴルフはテクニックだけがゴルフではありません。

ルールはもちろん、マナーやエチケットを守って

グッドゴルファーを目指しましょう。

このコーナーをご覧になって知っている人も知らない人も再確認してみましょう。

特集　ゴルフ規則シリーズ

ルール解説　

NEW

（特集）ゴルフ規則シリーズ　を新設しました。

様々なゴルフの規則をテーマに紹介していきます。こちらもご覧下さい。

“アルバトロス関西“では定例会はコンペ形式を採用していますが、そのルールは以下の通りいくつかの方式を重複採用しています。各賞を数多く採用することで受賞のチャンスを増やしています。当然ながら総ナメにする方もいるかもしれません。メンバーの皆さんは是非とも励みにしてください。

★ランキングルール

◆独自ルール競技

　新ペリア方式（略称：新ペリ、別名：ダブルペリア）

　オネストジョン方式（略称：オネスト） サークルで採用中

◆アンダーハンディ競技

　ローカルハンディキャップ方式 サークルで採用中

　公式ハンディキャップ方式

◆スクラッチ競技

　ストロークプレー方式

★個別ルール

　ニアピン賞

　ドラコン賞

　女子の部

◆独自ルール競技

新ペリア（ダブルペリア）方式

12ホール（通常パー3とパー5をアウト・インからぞれぞれ1ホール、パー4をやはりアウト・インからそれぞれ4ホール）、合計パー48になるように隠しホールを設定し、隠しホールのスコアの合計を1.5倍してコースのパー（例えば72）を引き、その算出された数値を80％にした数字がハンデになります。

参考：http://golf.areasw.com/db/da00001.htm

初めて読む人は「なんのこっちゃ？」と思うでしょうね。

「新ペリア？何が新しいの？」とか「何がダブルなの？」と思われるでしょう。そもそもなぜこのようなルールを作るのか？それは実力差のある者同士が公平に競技をするためのルールを必要としたからです。80台で回る人と120台で回る人ではスクラッチ競技をした場合に勝てる可能性は限りなく低いと思います。そこで必要になるのが様々なルールです。

初めてゴルフをする人同士、まだ実力がわからないもの同士のゴルフの際によく採用されるルールが“新ペリ”になります。会社などのコンペではこの方式が多いのではないでしょうか。名前だけでも聞いたことがある人は居ると思います。そこで少し詳しくこのルールを解説します。

「ペリア方式」というルールもあります。これをルール変更したのが「新ペリア方式」です。ペリア方式では6ホールを隠しホールとしてハンデを算出します。6ホールの成績がその日のその人のハンデを決めるのです。隠しホールですからどこのホールが対象になるかは競技終了まで判りません。6ホールの成績を見て「この人はハンデは○○だな」と算出するルールなのです。極端なことを言えば、隠しホールだけ大叩きして、それ以外の12ホールはパーやバーディですとその人はハンデを多くもらってスコアも良くなるので、かなり優勝に近づけます。

新ペリア方式はそのペリア方式の運の要素を薄くする目的で考案された方法です。

（ちなみに新新ペリア方式というのもあります：9ホールが隠しホール）

隠しホールを12ホールにしたことでかなり実力が反映されることになりました。また算出されるハンデも上限を設定するケースがあり、「ハンデ上限３６」などとすると１３６以上叩いた場合には１００は切れないスコアとなり、上級者にはまず勝てないでしょう。ところがハンデの上限を無くすと、この限りではなくなります。

アルバトロス関西の定例会では皆さんからの意見を聞きながらルールの運営をしていきますが、新ペリア方式では「ハンデ上限無し」を採用しようと思います。目的は“競技”ではなく、メンバー間の親睦を考えております。どうしても実力で優勝したい方は別のラウンドで頑張ってください。

（※現在はこのルールを採用していません。ローカルハンディキャップ方式参照）

では「隠しホールはどうやって決めるの？」「計算は大変なのでは？」

それはゴルフ場が計算してくれます。スタート前にマスター室に行って申し込めば今ではほとんどのコースで無料サービスで計算＆スコア印刷してくれます。

「ダブルペリアでお願いします。ハンデは男性３６，女性は５０で」とか「ハンデは上限無しで」。全くの同スコアになった場合には年齢が上の方が上位に来るのが一般的です。

プライベートのラウンドでも是非やってみてください。経験してみるのが一番です。

※2012年8月22日の定例会からはローカルハンディキャップ方式に移行しました。

オネストジョン方式

※「メンバー」コーナーから「オネストノン計算シート」をダウンロードしてお手元にご用意下さい。

参考：http://www.j-people.net/golf/manner/090424honestjohn.html

ルール解説は参考サイトがわかりやすいので是非ご覧ください。

要は事前の自己申告スコアに一番近づけた人が勝ちになるルールです。ただし、自己申告スコアよりも良いスコアを出すと「ドボン」です。順位は一番下に行ってしまいます。ですので謙虚な申告をするとドボンの可能性がありますのでご注意を。

隠しホールは４つ設定します。これにより自分でスコアを調整出来なくするわけです。

アルバトロス関西では独自のルールをここに加味します。

まず、自己申告は前半が終わった昼食時に各自が申告します。その日の調子を考えて一日のスコアを予想してもらいます。「今日はイマイチだなー」「後半は頑張ろう！」などと食事をしながら皆さんと予想談義をしてください。

それと隠しホールはラウンド終了後に「アミダくじ」で決めます。前半2ホール、後半2ホールから選びます。幹事も判らない全くの運です。

計算を全員分やっていると幹事は大変です。これは各自で計算してもらう方式にしたいと思いますので、よく覚えていてください。（幹事は人使いが荒いです）

（計算例：実際のスコア１０５【本人のスコアA】、予想スコアが９３【予想スコアC】の場合　Aさん）

隠しホールが2番(Par5)・7番(Par4)・13番(Par3)・16番(Par4)でそれぞれのスコアが8打・7打・5打・３打だとすると

2番8打→5打（＋３打）　
7番7打→4打（＋３打）　
13番5打→3打　（＋２打）
16番３打→4打（－１打）

合計＝３＋３＋２－１＝７　→　【調整分B】

として再計算します。＋７打を各自のスコアから引いてください。

修正スコア＝実際のスコア（１０５）－隠しホールスコア（７）＝９８

Aさんのオネストスコア＝上記修正スコア（９８）－予想スコア（９３）＝５【合計】

Aさんは予想スコアに５打差で回ったことになります。

これが予想が１００だった場合は・・・（Cさん、スコアはAさんと全く同じの場合）

Cさんのオネストスコア＝１０５－７－１００＝マイナス２

となりドボンです。

順位は以下のようになります。

１位　Aさん　＋５

２位　Bさん　＋１０

３位　Cさん　－２

４位　Dさん　－３

スコア０「ゼロ」が一番良いスコアです。全くの同スコアになった場合は実際のスコアは上位の人が上位となります。それも同じの場合は年齢上位が上回ります。それも同じ場合は・・・ジャンケンしてください（＾＾）敢えて決めません。

オネストジョン方式は実力差がかなり薄まります。初めてラウンドする人も予想次第では優勝する可能性が高いです。ただし自分を「いかに知っているか」が問われるので、そこは経験の差が出るかもしれませんね。

◆アンダーハンディ競技

ここでは参考までに解説しておきます。詳細はルール本やネットで参照ください。

ローカルハンディキャップ方式

いわゆる「サークルハンデ方式」です。これを採用しているサークルは多いです。ラウンドを重ねる毎にハンデが増減します。いつかは採用してみたい方式ですが、メンバー間で数多くラウンドしていく必要があります。コースの会員などは月例会でこの方式を採用している事が多いようです。

※2012年8月22日の第11回定例会よりローカルハンディキャップ方式を採用しています。

詳細はこちらへ「成績＆ハンデ2017①」→

公式ハンディキャップ方式

公式ハンデは通常はJGA加盟コースの会員になって２年間で１０枚以上のスコアを提出することでもらえます。ただし任意の１０枚なので本当の意味でのハンデとは違うようです。よく言う「シングルプレーヤー」というのは、ハンデが片手で数えられる１０未満の人を指します。ハンデが５以下になると「片手シングル」とかも言いますね。

Gサークルのハンデも出す人と出さない人がいますし、出すときと出さないときがありますよね。良いスコアだけ出すならハンデとは言わないですよね。それだけ自由裁量だとも言えます。

参考：http://www.mamejiten.com/golf/dev/014.htm