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【特集】ゴルフ規則シリーズ

ゴルフサークルとしてゴルフを楽しむ仲間が集まっていますが、そのゴルフの規則を覚えていかなければ行けません。そこでこのホームページの場を借りて「ゴルフ規則」を確認していきます。

 

目次

★テーマ1 アンプレヤブルによる救済

 

★テーマ2 無罰の救済

 

★テーマ3    OBとロストボール

 

★テーマ4    6インチルールとOKパット

 

★ゴルフの基本ルール「場面別、基本ルール集」

 

★テーマⅠ アンプレヤブルによる救済

◆ゴルフ規則28 アンプレヤブルの球

【定義】

球がウォーターハザード内にあるときを除いて、プレーヤーは、コース上のどこででも、自分の球をアンプレヤブルとみなすことができる。プレーヤーは自分の球がアンプレヤブルであるかどうかを決めることのできる唯一の人である。
 自分の球をアンプレヤブルとみなした場合、プレーヤーは1打の罰のもとに次の中から1つを選んで処置しなければならない。

a.規則27-1に規定するストロークと距離に基づく処置をとり、初めの球を最後にプレーした所のできるだけ近くでをプレーする(規則20-5参照)。
b.ホールと、球があった箇所を結んだ線上で、その箇所よりも後方に、をドロップ。この場合には、球のあった箇所より後方であればいくら離れても距離に制限はない。
c.その球のあった箇所から2クラブレングス以内で、しかもホールに近づかない所に、をドロップ。

 アンプレヤブルの球がバンカー内にある場合、プレーヤーは前記のa,b,cにより処置することができ、プレーヤーがbかcの処置を選んだときは、はそのバンカー内にドロップしなければならない。
 規則28に基づいて処置する場合、球は拾い上げてふくことができるし、別の球に取り替えることもできる。

(以上 ゴルフ規則28より)

 

【解説】1打罰をして、2クラブレングスだけ?

ルールをそのまま読んでも分かりにくいので、少し解説します。

 

自分のボールが見つかった上で、ブッシュの中や木の根の上などで打てないと判断した場合、「アンプレヤブル」を宣言して1打罰を払い、次の3つのパターンを選んで打つ場所を選ぶことが出来ます。

 

c→① の場所

ボールのあった場所から、2クラブ(クラブは何でも良い)分の長さの半円形内にドロップ(肩の高さから落とす)することが出来る。ドロップした際に・・・

(あ) ボールが 転がって ピンに近づいた時
(い) ハザード、カート道、修理地等にボールが転がって入った時
(う) ドロップしたボールが 落ちた所から 2 クラブ以上転がった時

 

この場合は再度ドロップしなければならない。

それでも2クラブレングス範囲外にボールが出た場合は、プレイス(手で置く・移動)をします。

 

では、ドロップしたのにまた元の場所に戻ってしまってブッシュに入ってしまった場合・・・

このボールでプレーをするか、再度1打罰を払いアンプレヤブルの宣言を行う必要がある。

ドロップは細心の注意が必要です。

 

 

b→② の場所

ホール(ピン)とボールのあった場所の後方線上であればどこまで下がっても良い

 

a→③ の場所

元に打った場所に戻ってプレーをすることも出来ます。

(ショートホールなどでは、このケースが有効の場合もあります。)

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